防衛庁から省に変わって幾つ不祥事が発覚したのだろう。発覚、起こす、もう問題だらけではないか。今回の事故もそうだ。怠慢以外何物でもない。私は30年以上前に短期間だが船乗りをしていたことがあった。事故のあった場所近くを航行したこともあった。東京湾の入り口はもう凄い船の数である。まるで海の銀座というほどだ。大きな船や、漁船も入り乱れる。まして午前の4時頃、一番危険な時間だ。疲れと、睡魔が襲ってくる。この時間はワッチといって当番の交代の時間である。気の緩む時である。イージス艦の責任は重い。まして右側の船に優先航路がある。たぶんイージス艦はよく見張りとレーダーを確認してなかったのだろう。レーダーも過信はできない。FRPの漁船は電波を透過すると言われている。まして小さな漁船、見落とすこともあろう。でもそんなのはいい訳にならない。事故を起こしたのはイージス艦の方だ。
広島でも例外ではない。呉には潜水艦の基地がある。潜水艦は船体のほとんどを水面下に隠れているのでとても確認しにくい。そして波も尋常ではない。自衛隊が米国と合同訓練をする機会がとても増えている。今回の「あたご」も訓練あとの寄港だった。たぶん、気の緩みだったと思われる。国土を守るのが自衛隊だが、これだけ事故や不祥事を起こす自衛隊とは一体なんだろうと思う。国民の生活や災害救助にはとてもありがたみを感じる存在なのに、何故か軍事絡みだと良い出来事が思い出せない。いっそ災害救助隊のほうがいいのではないかと思うのだが。
2008年02月20日
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